android」カテゴリーアーカイブ

GitHubに公開したAndroidアプリ「DecoyCamera」について(設定メニュ)

設定メニュ

DecoyCameraアプリを起動します。

clip-20200111073011.png
※右上のTexture矩形がFinder※f。左下のアイコンがシャッター※s。
右下のアイコンがメイン/フロントカメラ切り替え※l。


Finder※fを長押しするとメニュが起動できます
clip-20200111072350.png


設定(Settings)をタッチして設定画面を表示します。
clip-20200111072521.png

FrontLensFacing:ON/OFF

起動時フロントカメラを使う場合ONにします。

LensFacingButtonOn:ON/OFF

メイン/フロントカメラ切り替えボタン※lを表示する場合ONにします

カメラ切り替え状態に応じて、メイン/フロントカメラ切り替えボタン※lの色が変わります。

  • フロントカメラ:白
  • メインカメラ(バックカメラ):黒

Camouflage

clip-20200111073224.png


CamouflageMode:選択

偽装モードを選択します
clip-20200111073243.png

  • 半透明:起動時の背景を表示します
  • 画像:偽装用画像を表示します
  • テーマ:偽装用背景としてテーマを使用します

「画像」を選択する場合には、偽装用画像(jpeg,png等)を内部ストレージ(内部共有ストレージ)の下記フォルダ(ディレクトリ)に配置しておく必要があります。

(内部ストレージ)/android/data/com.krasavkana.android.decoycamera/files/Pictures

clip-20200111073345.png
※複数枚配置した場合、(起動後)左右のフリック操作で画像を切り替えます


Finder

clip-20200111073506.png


FinderLocation(Finder):選択

Finder※fの表示場所を選択します
clip-20200111073544.png

  • 左上
  • 右上
  • 中央左
  • 左下
  • 右下

FinderSize(Finder):選択

Finder※fの表示サイズを選択します
clip-20200111073602.png

  • 極小

Advanced

clip-20200111073735.png

ShootButtonOn(Advanced):ON/OFF

撮影ボタン※sを表示する場合ONにします。

OFFの場合撮影ボタン※sが表示されませんが、

  • 端末の音量(小)ボタン(ハード)を押す
  • 画面をダブルタップする

と撮影し画像を保存します。画像保存時に保存アイコンが表示されてすぐ消えます。

MasterMuteOn(Advanced):ON/OFF

シャッター音を無効にする場合ONにします。ONにする場合別アプリ(MasterMute)をインストールする必要があります。

PrefixForSaving(Advanced):テキスト

撮影した画像を保存する際のファイル名につけるPrefixを指定します。省略時は「pic」
clip-20200111073914.png


Theme

Theme:選択

テーマを指定します。偽装モードが「テーマ」の時有効になります
clip-20200111074039.png

  • 雪原
  • 漆黒

リリース用APKファイル

リリース用にビルドした署名付きAPKファイルを本ブログ配下に置いています。

androidアプリ「BleSwitch」リリース用APKファイル
androidアプリ「DecoyCamera」リリース用APKファイル
androidアプリ「MasterMute」リリース用APKファイル

GitHubの公開コードをローカル開発環境(AndroidStudio3.x)にクローンしてきてビルドしても得られるものですが、そうした環境をお持ちでない方のために用意しました。

どういう動作になるのか。興味のある方はいろいろ試してみてください。

関連する記事・ページ

GitHubに公開したAndroidアプリ「DecoyCamera」について(概要)
GitHubに公開したAndroidアプリ「DecoyCamera」について(使い方)
GitHubに公開したAndroidアプリ「DecoyCamera」について(設定メニュ)
GitHubに公開したAndroidアプリ「DecoyCamera」について(技術解説)
GitHubに公開したAndroidアプリ「BleSwitch」について(概要)
GitHubに公開したAndroidアプリ「BleSwitch」について(使い方)
GitHubに公開したAndroidアプリ「BleSwitch」について(技術解説)

お世話になったリンク

android-Camera2Basic

以上です。

GitHubに公開したAndroidアプリ「DecoyCamera」について(技術解説)

DecoyCameraがAmazon Kindle Fire7およびFire10にてうまく動作しない場合があります。
搭載カメラのうちメインカメラ(Back)ではシャッターが切れない。フロントカメラでは普通に動作する。というようなものです。

そこで、Kindle Fire 7についてカメラのサポート状況を調べてみたところ、意外(?)なことが判明しました。

Kindle Fire 7では、比較的新しいAndroidOS搭載スマホと比較して、メインカメラ(Back)とフロントカメラの動作が若干違うということ。

メインカメラ(Back)がAF(オートフォーカス)に非対応

DecoyCameraアプリでは、比較的新しいスマホをターゲットにしており、メインカメラ(Back)はAFのみに対応している想定で実装しています。Kindle Fire 7の場合、「AFに非対応」なので、うまく動作しないんだなということが判りました。

フロントカメラはAFに非対応

DecoyCameraアプリでは、フロントカメラはAFに対応していない想定(MF(マニュアルフォーカス)のみに対応している)で実装しています※1。Kindle Fire 7の場合も、「AFに非対応(MFに対応)」と、比較的新しいスマホと同じなので、うまく動作していたということ。

※1:ベースにしたサンプルコードでは元々フロントカメラに対応しておらず、メインカメラ(Back)のみに対応した作りになっていました。DecoyCameraではフロントカメラに対応できるように、レンズの切り替えやMF対応を追加で実装しています。

Kindle Fire 7(9th)のCameraサポートその他について

以下、Camera2 Probe App(GooglePlayでリリース)を使ってKindle Fire 7のカメラのサポート状況について調べてみた結果(一部を抜粋)。

Model:KFMUWI
Manufacturer:Amazon
Build:7.1.2
SDK:25
------------------------------------------
Camera ID: 0
Camera Facing: Back
SupportLevel:LEGACY
Hardware Support Level:LEGACY
Manual exposure:0
Auto exposure:1
Auto exposure, always flash:0
Auto exposure, auto flash:0
Auto exposure, auto flash, red eye reduction:0
AE Lock:1
Manual focus:1
Auto focus:0
Auto focus macro:0
Auto focus continuous picture:0
Auto focus continuous video:0
Auto focus EDOF:0
White balance off:0
Automatic white balance:1

Auto focusが0(非サポート)になっているのが判ります。

関連する記事・ページ

GitHubに公開したAndroidアプリ「DecoyCamera」について(概要)
GitHubに公開したAndroidアプリ「DecoyCamera」について(使い方)
GitHubに公開したAndroidアプリ「DecoyCamera」について(技術解説)
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android-Camera2Basic

以上です。

GitHubに公開したAndroidアプリ「DecoyCamera」について(使い方)

使い方

設定メニュ

Finderを長押しすると設定メニュが起動できます。詳細はここ

機能

本アプリはカメラアプリです。「Decoy」という名称でわかるかも知れませんが、周りにスマホがいっぱいある中で、周りに気づかれずに、状況を画像として記録することができます。

全体の流れ

ステップ1: アプリを起動する

①スマホアプリ起動前の画面例
clip-20191006170148.png
②スマホアプリ起動後の画面例。ファインダ(右上)とシャッターアイコン(左下)およびメイン/フロントカメラ切り替えアイコン(右下)が見える。
clip-20200111073011.png

アプリを起動しても、一見、何事もなかったような画面です。起動時のスマホ画面がほとんどそのまま残ります。ただし、見えているアイコンなどにタッチしてもなにも起こりません。「DecoyCamera」の透明な画面が全体を覆っているからです(偽装モードが「半透明」のとき)。

ステップ2: 極小ファインダーで画像を確認し、シャッターアイコンをタッチして、撮影する

撮影に成功すると、保存する画像ファイル名が表示されます。画像ファイル名は撮影時刻をもとに自動生成したものになります。

メイン/フロントカメラ切り替えアイコンをタッチすると、メインカメラからフロントカメラに切り替わります。もう一度タッチするとメインカメラに戻ります。

Androidの機種による動作の違い

  • Amazon-Kindle-Fire-7:メインカメラでは撮影できません。フロントカメラに切り替えると撮影できます。シャッター音は鳴りません(FireOS6だから?)。
  • Amazon-Kindle-Fire- HD-10:メインカメラでは撮影できません。フロントカメラに切り替えると撮影できます。シャッター音が鳴ります(FireOS5だから?)。
  • GalraxyJ6+:フル動作します。シャッター音は鳴りません(海外向けスマホだから?)。
  • OPPO R11S:フル動作します。シャッター音が鳴ります(日本向けスマホだから?)。

シャッター音は別アプリ「MasterMute」で無効になります。もちろん他の作者がリリースしている同等のものでも代用できます。

ステップ3: 撮影した画像を確認する

スマホのファイラー(ファイル管理アプリ)を起動して、内部ストレージ(内部共有ストレージ)の下記フォルダ(ディレクトリ)を確認します。

(内部ストレージ)/DCIM/decoy

ステップ2で保存したファイル名のファイルが確認できるはずです。

ステップ4: アプリを終了する

「BLEスイッチ」との連携

GitHubに公開したAndroidアプリ「BleSwitch」について(使い方)

を参照してください。

リリース用APKファイル

リリース用にビルドした署名付きAPKファイルを本ブログ配下に置いています。

androidアプリ「BleSwitch」リリース用APKファイル
androidアプリ「DecoyCamera」リリース用APKファイル
androidアプリ「MasterMute」リリース用APKファイル

GitHubの公開コードをローカル開発環境(AndroidStudio3.x)にクローンしてきてビルドしても得られるものですが、そうした環境をお持ちでない方のために用意しました。

どういう動作になるのか。興味のある方はいろいろ試してみてください。

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android-Camera2Basic

以上です。

GitHubに公開したAndroidアプリ「DecoyCamera」について(概要)

概要

本アプリは、カメラアプリです。Camera2APIという最新のAPIを導入しています。

ただし、現時点では、旧来のCameraAPIと同じ使い方をしています。例えば、フェース認識等の先進技術は使っていません。

「DecoyCamera」というアプリ名

「DecoyCamera」というアプリ名にしていますが、これには理由があります。

「Decoy」とは、木製のカモ(人形)のことで、狩猟等で使います。「Decoy」があまりに精巧にできているので、本物の獲物(カモ)が寄ってきてくれるのです。狩猟者が設置した「Decoy」のそばに来た獲物は十分な射程距離に入っているので助かります。

日本語では「おとり」になりますね。今では「おとり捜査」(Decoy Investigate)の意味にも使われています。

「DecoyCamera」は、「Decoy」にちなんで、たくさんの(カメラ機能付き)スマホに紛れているスマホアプリです。後述しますが、狩猟者の代わりに撮影者が離れた場所から撮影タイミングを狙うこともできます。

今年、車載カメラ(ドライブレコーダー)が売れました

現代人は、今ではいつでもどこでもスマホに囲まれて生活しています。これまでカメラのない空間はバスルーム位でしたが、そこにスマホを持ったひとがいれば、それも例外ではなくなりつつあります。

2019年になって、車につける車載カメラ(ドライブレコーダーともいいます)が大変な売れ行きになっているそうです。

日本では滅多にないことですが、非常に稀に「乱暴運転」や「事故」に遭遇します。もちろん、自身の車が事故を起こしたり、巻き込まれたりすることもあります。

そういった場合に、車載カメラ(ドライブレコーダー)できちんと状況を記録できていると、とても助かります(逆に自分に不利になることもありますが)

テレビ等で「乱暴運転」の非道さが連日報道された結果、その状況を記録して証拠提示もできる非常に役立つものとして車載カメラ(ドライブレコーダー)が注目されました。

「DecoyCamera」の役割

車載カメラ(ドライブレコーダー)の街中版

「DecoyCamera」は、周りに気づかれずに、状況を画像として記録することができます。

車載カメラの場合は、エンジン始動からエンジン停止まで、自動で動作して状況を逐一記録していってくれます。

さすがに、スマホの電源を入れてから電源を落とすまで、内蔵カメラを起動して逐一記録することはできませんし、その必要もありません。運転中と比べてそんなに突然に証拠となる画像が必要になる場面はそうそうないからです。

不審物や不審者や不信な状況について、あからさまにカメラを向けることなく、その状況を撮影することが「DecoyCamera」でできます。

香港のデモに遭遇したら

画像処理によりフェース認識技術は現在中国が世界一だとか。基本技術は日本発のようですが、画像取得に使うカメラは街の到るところにあってその数も半端ないとか。

香港のデモの参加者は皆一様にマスクをしています。マスクをしていればフェース認識できないか、その能力が発揮できなくなるからでしょうね。

日本人が旅行者としてそうしたデモに遭遇したとすると、何が起こるか分かりません。デモのそばにいる人たちを「十把一絡げ」にして拘束するかも知れませんよね。

「目には目を、歯には歯を」で、当局の行動を「DecoyCamera」等のスマホアプリを使って逐一証拠として残しておきましょう。

中国でフェース認識に使われるカメラの数がどれだけ膨大であっても、世界の人たちが使っているスマホの数に比べれば、もののかずにもなりませんからね。

スパイカメラとは一味違う

世の中には、探偵などのプロが使うスパイカメラというものがあります。そうしたものはほぼ全てカモフラージュしたカメラです。つまり一見してとてもカメラには見えないもの。ペン、ACアダプター、壁掛け、腕時計、スーツのボタン、ぬいぐるみの眼球、等々。米国のドラマ「リベンジ」でもそういう小道具が使われていましたね。

「DecoyCamera」はそうしたものと一味も二味も違います。

  • スパイカメラはスマホ搭載のカメラに比べて性能が数段落ちます。「DecoyCamera」の場合、最新スマホにインストールするだけです。(なんて言っても、開発環境を持っていないのでiOSには対応していません)
  • スパイカメラは専用品で、証拠取得以外の使い道がありません
  • スパイカメラは専用品すぎて、使うひとにソーシャルエンジニアリング能力が必要です。逆にいうとプロが使ってこその仕様です。「DecoyCamera」の場合、いつでもどこでもスマホをいじれる時間と場所であれば、だれでも問題なく使いこなせます。ただし、日本向けスマホの場合シャッター音が鳴る場合があるので注意してください(*1)
  • スパイカメラはカスタマイズできません。「DecoyCamera」の場合、公開コードを改変すれば無限にカスタマイズ可能です
  • 「DecoyCamera」の場合、「BLEスイッチ」と連動して離れた場所からアプリを起動することができます

*1:「DecoyCamera」が使っているCamera2APIには単独では音声を鳴らす機能がありません。日本向けスマホの場合などで、自動でシャッター音が鳴る仕組みになっているようです。海外向けスマホにインストールした場合、シャッター音は鳴りません。実は、公開コードにおいても、オプションとしてシャッター音を実装しようとしましたが、うまくいきませんでした。

公開コードの改変について

本アプリのコードをGitHubにて公開しています。

「DecoyCamera」公開コード

開発環境はAndroidStudioで言語はJavaです。昔と違ってプログラミングの勉強が非常にやりやすくなっています。

元々それなりに動作するものを使って、いろいろ試してみることが一番勉強になると、管理人は考えています。

公開コードを取得してちょっと修正ながら、より素晴らしい、高機能な「Decoy」なカメラにしてみてください。

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お世話になったリンク

Android 5.0におけるBLE について – 受信編 –
THETA プラグインで 市販の BLE ボタンをリモコンにしてみた
iBeaconとは

以上です。

GitHubに公開したAndroidアプリ「BleSwitch」について(技術解説)

撮影タイミングは実機テストに使った端末に合わせて調整しています。

Android9.x(実機はGalaxyJ6+)ではLOW_LATENCYモードで100ms毎スキャンします。
それ以外のバージョンではLOW_ENERGYモードで起動します。2000msでスキャン3000ms休止のくり返しになります。実機ではスキャンできなかったり一回のボタン操作にもかかわらず2回以上信号を受けてスマホアプリを起動してしまうことがありました。

GitHubに公開したAndroidアプリ「BleSwitch」について(使い方)
ここに、こう書いていますが、少し違っていました。かなりかも。

スマホ(受信側)のBLEスキャン間隔はというと、以下にようになっています。

  • 低遅延モードLOW_LATENCY:常時スキャン
  • 低消費電力モードLOW_ENERGY:400msスキャン後4600ms休止、その繰り返し
  • バランスモードBALANCE:2000msスキャン後3000ms休止、その繰り返し

一方、BLEビーコンデバイス(発信側)の送信間隔はどうでしょう。
標準ビーコンで100ms、「Bluetoothリモートシャッター」は34msのようです(実測した結果)。

それではPochiruEcoはというと、こちらは特殊で標準ビーコンの規格を満たしていないようです。元々常時発信するデバイスではないのでそれでいいんでしょうね。ボタンが押されると800ms間隔で送信しつづけ、全体で20秒弱で停止します。

「実機ではスキャンできなかったり」の動作

上に紹介したスキャンモードのうち、低消費電力モードの場合5秒間のうち400msしかスキャンしないので、タイミングによっては、800ms間隔の送信を取りこぼす可能性があるようです。これで「実機ではスキャンできなかったり」の動作が説明できます。

「一回のボタン操作にもかかわらず2回以上信号を受けてスマホアプリを起動してしまうこと」

これについては、もう少し複雑な事情がありそうです。BLEのAPIライブラリの違いなのか、BLEビーコンデバイスとの相性の違いなのか不明ですが、BLEスキャンでデバイス検出できたあとの動作に微妙な違いが現れました。

コードで示すと


    // Device gatt callback.
    private BluetoothGattCallback leGattCallback = new BluetoothGattCallback() {
//        @Override
//        public void onServicesDiscovered(BluetoothGatt gatt, int status) {
//            Log.d(TAG, "Bluetooth GATT Status: " + status);
//       }
        @Override
        public void onConnectionStateChange(BluetoothGatt gatt, int status, int newState) {
            Log.d(TAG, "Bluetooth GATT Status: " + status);
            switch(newState){
                case BluetoothGatt.STATE_CONNECTED:
                    Log.d(TAG, "Bluetooth GATT State: CONNECTED");
                    gatt.disconnect();
                    break;
                case BluetoothGatt.STATE_DISCONNECTED:
                    Log.d(TAG, "Bluetooth GATT State: DISCONNECTED");
                    gatt.close();
                    break;
                default:
                    Log.d(TAG, "Bluetooth GATT State: " + newState);
                    break;
            }
        }
    };

の部分の話になります。

スキャン検出後、Gattに接続要求して、接続したら切断して、切断したらクローズして、というようなことをやって、BLEビーコンの発信を中断させるようにしています。上記コードには「接続したら切断して、切断したらクローズして」の部分が見えると思います。

ところが、実機によっては(もしかするとSDKバージョンによっては、かもですが)これがうまく動作しないものがあります。「Gattに接続要求して、接続したら切断して」の部分で接続時のコールバックがなく、いきなり切断時のコールバックになってしまいます。結局切断してクローズするのですから「どっちでもいいじゃない!」となりそうですが、このとき結構なタイムラグがあり、それがスキャン時の複数回検出に繋がっているのかと考えています。

BLEビーコンが発信を中断してくれさえすれば、5秒間隔位でボタンを押してもその都度スマホアプリが起動できますが、中断しないと、「一回のボタン操作にもかかわらず2回以上信号を受けてスマホアプリを起動してしまうこと」になってしまいます。

Android9.xの実機ではうまく動作しますが、Android7.xの実機では上記の通りの現象が出ています。

ただ、このあたりは、BLEビーコンの動作仕様といかに合わせるかの問題になるので、あまり厳密に考えても意味なさそうです。

たとえば、ボタン操作から20秒弱で発信停止するのあれば、最初からGatt接続しないで、20秒まってからスキャン再開すればよさそうです。もちろんその間ボタン操作は効かなくなるので、そうしたやりかたで要件を満足させられるのかチェックする必要はありますが。

Android9.xの実機(GalaxyJ6+)ではうまく動作しており、ボタン操作の取りこぼしなく、操作後1秒以内にカメラアプリが起動して撮影できることを確認しています。

「THETAVプラグインで市販のBLEボタンをリモコンにしてみた」はAndroid7.x???

参考にさせていただいたリンクに「THETAVプラグインで市販のBLEボタンをリモコンにしてみた」がありますが、開発環境で取得できるログ(LogCat)を比較してみると、どうも、Android7.1.1搭載の実機と同じ動きをするようです。
上のコードでいうと「CONNECTED」にコールバックしないでいきなり「DISCONNECTED」になりますね。参考記事の中でもある程度インターバル(記事中では8秒の設定)を置かないと連続撮影してしまうとか。
BLEの機器なのかソフトなのかの微妙な違いが動作に影響するようです。

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