骨髄移植」タグアーカイブ

遺伝子にまでパッチが当てられる時代なんですね、現代は!

先日あるテレビ番組で未来の医療に関するテーマをやっていました。その中に遺伝子の異常でものを食べるとすぐ腸に穴があいてしまう難病の子供の話がありました。そして医師や研究者が苦労して見つけた解決策は、遺伝子を(ほんの一部ですが)変更してしまうというもの。遺伝子操作ですね。遺伝子操作した骨髄を移植して身体の内部に広げるのだそうです。患者は見事治癒したようでした。

これを見て思ったのは、

「遺伝子にまでパッチが当てられる時代なんだ。現在は!」

でした。

「パッチ」という言葉をご存知でしょうか?

「パッチ」という言葉をご存知でしょうか?「パッチ」は案外よく使われている言葉です。「つぎ当て」の意味の「パッチワーク」の「パッチ」です。

コンピュータやプログラミングの世界でも「パッチ」という言葉が使われます。高級言語でもない機械語でもない、直接コンピュータのメモリ上に展開される「バイナリプログラム」に「つぎ当て」をすることを「パッチ」を当てるといいます。

世の中には数十年も前から「バイナリプログラム」が存在します。元の高級言語によるプログラムや機械語さえなくなってしまったり、あっても現在ではコンパイル環境が揃えられないものもあります。

現役の「バイナリプログラム」は大きな財産で簡単には取替えが効かず、それでいろいろ困ったことが起きます。困ったことの解決策のひとつとして、上に紹介した「パッチ」があります。

それでは、どういった場合に「パッチ」を当てたいのでしょうか?

例えば「バイナリプログラム」が提供するサービスに「時間制限」があり今仮にそれが24時間だったとしましょう。サービスが24時間を越えると警告するなり処理を中止するなりしたいわけです。

こうした処理は通常「バイナリプログラム」内部では、24というデータと現在のサービス経過時間を比較するプログラムが動きます。

サービスの周辺環境が変化して、「時間制限」を24時間ではなく96時間にしたいとします。

数のデータを変えるだけでいいなら、(データ構造によっては)しかも同じ2桁でいいなら「バイナリプログラム」に「パッチ」を当てるだけでこれが容易に実現できてしまいます。膨大な「バイナリプログラム」内の「24」という数字を「96」に変えればよいからです。

遺伝子という「バイナリプログラム」に「パッチ」を当てること

ここで、話を最初の遺伝子の話に戻すと、遺伝子操作という行為は、遺伝子という「バイナリプログラム」に「パッチ」を当てることにあたり、骨髄移植がその影響を身体の隅々に伝える働きがあるといえそうです。凄いことになっていますね。

これを応用するとカラコンではなく元の眼の色さえ変えることができる!?

眼の色は遺伝子のほんの一部の元素が影響しているそうです。ということは「パッチ」を当てて眼の色を変えられるいうことですね。

将来はいろいろ応用例が出てくるかも知れませんね。美容や健康だけでなく人間の想像力が許す限りの応用例が出てくるでしょう。

ただし、「パッチ」を当てるの前提は、「ほんの一部」を相手にすることです。そうでなければ途方もない労力や費用がかかることでしょうね。

関連記事

これは脅威!?「消せない火」の次は「壊せない巨大HDD」のある世界
伏兵がいたとは!?パスワード管理の話
遺伝子にまでパッチが当てられる時代なんですね、現代は!
日本では既に情報提供が行われていると見るべきでしょうかね!?

以上です。