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海外SIMでテザリング使用時のiCloudの盲点、他

定額ブロードバンドに慣れた生活をしていると、海外での仕事や旅行時にネット接続で思わぬ出費になることがあります。乏しい経験の中からですが注意すべきポイントをいくつか紹介します。

モバイルというのは、ネット接続が前提で便利になっています。メールしかりTwitterしかりFacebookしかりです。

ただ、モバイルの通信コストは、FTTHやADSL等の固定型の通信コストに比べて、かなりの割高になります。日本国内ではモバイル定額が当たり前になってきていますが、実速度は固定型の10分の1以下であるのが実情です。なのでかなりの割高であるといわざるを得ません。

これが、海外旅行等で使う機会の多い海外SIMの場合、

  • 500MBいくらというような容量従量制のものを選択
  • 主に使うのはメールやTwitterやFacebookや写真SNS

という前提でネット環境を設計される方が多いのではないでしょうか。

海外SIMでテザリング使用時のiCloudの盲点

最近では、大容量のデータをネット経由で送受信するサービスの中にも、ネット種別によりサービスを制御してくれるものが出てきました。iOSでいうと「FaceTime」にしても「フォトストリーム」にしても、3GやLTEなどのモバイル通信では陽に設定しないと起動しません。

ところが、WIFI経由だと有無を言わさず起動されます。Wifiのもとが定額ブロードバンドだと問題ありませんがPocketWifiなどのルータを使った海外SIMのテザリングによるWifiの場合、困ったことが起こります。

たとえば、

  • フォトストリーム
  • 産経新聞の無料紙面ダウンロード

の場合、WIFI経由だとデフォルトで起動されます。そしてあっという間に大容量を消費してしまいます。とくに、私の場合、産経新聞の紙面のスナップショットを保存する習慣があるのでこれには参ります。

  • フォトストリーム。テザリングしていると、2台構成で2倍に増幅されますので本当に注意が必要です。スナップショット自体はネットを経由しませんがフォトストリームで怒濤の転送が始まります。海外SIM経由の端末はすべて設定変更しなければいけないようです。もちろん、写真を撮る端末がひとつと決まっている場合はそれだけiCloudのフォトストリームを「オフ」すれば他に転送されないので心配ありません。問題なのはいろいろな端末で写真をとって、ひとつの端末でブログなどの記事にそれらを使う場合などです。
  • 産経新聞の紙面コピー。こちらは2台構成で3倍に増幅されます。サーバからのダウンロード。スナップショットを契機としたフォトストリーム(2台分)。こちらはダウンロード自体を諦めるのがいいかと。

海外SIM運用時のdropboxの盲点

上記のように容量の喰うサービスというのは結構3GやLTEモードのとき自動識別してネット転送を制御してくれたりしますが、サービスによっては、うまく認識してくれない場合があります。

そのひとつがDropboxのカメラアップロードです。自動処理なので本当に知らぬ間に貴重なネット資源が消費されてしまいます。短時間に、しかも大量に。

他にも結構あるのかも知れません。この手の盲点は。

以上です。

結構うるさいので別室に!?無線ファイルサーバ(samba)の構築

RAID対応ファイルサーバ(NAS-T4)とプラグPC(GuruPlugPlus)を組み合わせて無線ファイルサーバ(samba)を構築してみました。

ファイルサーバが寝室にあると大変なんです!

自室(兼寝室兼書斎兼BB無線ルータ設置室)にファイルサーバを置くことはできますが、常時立ち上げておくと非常にうるさいです。

ですので、プラグPCとファイルサーバを離れたところ(実は玄関にあるデッドスペース)に設置して、無線ファイルサーバにしてみます。

ファイルサーバ・プラグPCの環境

Linuxマシン

  • Linux guru 2.6.33.2-00003-g4b82fc0 #1 PREEMPT Thu Apr 22 03:29:35 PDT 2010 armv5tel GNU/Linux
  • Debian Lenny

WINDOWS

  • XP Home Edition SP3

ネットワーク構成(例)

subnet(192.168.1.0/24)

  • BBルータ(192.168.1.1):インタネットに接続
  • XP(192.168.1.20):sambaでファイルを読み書きさせたいWINDOWSマシン
  • GURU(192.168.1.17):ルータ(GuruPlugPlus)のwlan0側、
  • PLUG(192.168.1.18):sshサーバ(SheevaPlug)、sambaのドメインマスタかつ
  • 本subnetのローカルマスタはPLUG

subnet(192.168.0.0/24)

  • NAS-T4(192.168.0.36):ファイルサーバ(samba)
  • GURU(192.168.0.1):ルータ(GuruPlugPlus)のeth0側。NAS-T4と直接つなぐ場合はクロスケーブルを用いる

※sambaの本subnetのローカルマスタはファイルサーバ(NAS-T4)になります。

サーバ構築の手順

1.GuruPlugPlusを無線LANモードにする(wlan0)

※なにか設定がおかしいかったのか、立ち上げて30分もしないうちにアクセス不能(ファイルサーバのsubnet外部から内部へのpingが通らない)の現象があり困ったが、いじっているうちに消えた

2.GuruPlugPlusを有線LAN(eth0)とNAS-T4を接続する

※ 直接つなぐ場合はクロスケーブルを用いる必要があります

3.wlan0とeth0は別サブネット(subnet)として接続し、かつIPパケットを通したいのでip_forwadをONしておく。

[/etc/sysctl.conf](on GURU)
-----------------------------------------------------------------------
# Uncomment the next line to enable packet forwarding for IPv4
#net.ipv4.ip_forward=1
net.ipv4.ip_forward=1
-----------------------------------------------------------------------

※ ブリッジ接続はちょっとやって諦めました。

4.sambaを設定する。普段あまり使わない設定をする必要がある

ドメインマスター(全体で1ホスト)、ローカルマスター(各subnet毎に1ホスト)、その他ホスト

[/etc/samba/smb.conf](on PLUG) ドメインマスター(全体で1ホスト)
-----------------------------------------------------------------------
[global]

DOS charset = CP932
unix charset = UTF-8
display charset = UTF-8

workgroup = WORKGROUP

server string = %h server

netbios name = GURU
domain master = yes : ドメインマスターになるよの設定
preferred master = yes
local master = yes : ローカルマスターに(も)なるよの設定
wins support = yes
wins proxy = yes
os level = 65
-----------------------------------------------------------------------
[/etc/samba/smb.conf](on NAS-T4) ローカルマスター(各subnet毎に1ホスト)
-----------------------------------------------------------------------
[global]

DOS charset = CP932
unix charset = UTF-8
display charset = UTF-8

workgroup = WORKGROUP

server string = %h server

netbios name = NAS-T4
domain master = No : ドメインマスターになりませんの設定
preferred master = No
local master = Yes : ローカルマスターになるよの設定
wins support = No
wins proxy = No
wins server = 192.168.1.18 : ドメインマスターのIPアドレス
os level = 65
-----------------------------------------------------------------------
[/etc/samba/smb.conf] その他ホスト
-----------------------------------------------------------------------
[global]
DOS charset = CP932
unix charset = UTF-8
display charset = UTF-8

workgroup = WORKGROUP

server string = %h server

netbios name = OTHERHOSTS
domain master = no : ドメインマスターになりませんの設定
preferred master = no
local master = no : ローカルマスターになりませんの設定
wins support = no
wins proxy = no
wins server = 192.168.1.18
os level = 0
-----------------------------------------------------------------------

※Windowsマシンではなにも設定する必要はありません(XPで確認)

5.sambaでファイルを読み書きさせたいWINDOWSマシンのデフォルトゲートウエイを変更するか、routeコマンドでsubnet(192.168.0.0/24)へのゲートウエイを追加する。これをやらないとファイルサーバが見えない

「ネットワーク接続」-「ローカルエリア接続」-「プロパティ」(全般)
-「インタネットプロトクロ(TCP/IP)」を選択して「プロバティ」(全般)
-「デフォルトゲートウエイ」を変更する

※ DHCP設定している場合は、routeコマンドで(デフォルトでない)ゲートウエイを追加する。

route -p add 192.168.0.0 MASK 255.255.255.0 192.168.1.17 IF 0x1

※ sambaの設定によっては、WINDOWS上のマイネットワークから辿っても出てこない場合がある。エクスプローラで直接指定すればよい。上記の場合だと
\\192.168.0.36
になる

お世話になったリンク

route – ルーティングテーブルの表示/設定を行う
[Chapter 5] ブラウジングと高度な共有の設定
サブネットをまたいで Samba ファイル-プリントサーバーを共有 パート2 – japan.internet.com
Setting GuruPlug to be a stable WiFi Client – PlugWiki
お試しネットワーク環境を作る – いますぐ実践! Linuxシステム管理 – Vol.065
Linuxでワイヤレス・アクセスポイントを構築する

以上です。