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VAT REFUNDで自覚したツーリスト目線

SIMフリーiPhoneを安く手に入れるために、ネットで色々調べた結果、非常に有用な情報として、VAT分の費用を返してもらう、というのがありました。

タイでものを買う際にはVATという税金のようなものを払っていますが、それはタイ国内で使用することを前提としているので、日本など国外で使用することが証明できればVATを返してもらえるのです。

今回タイのパタヤで手に入れたiPhoneは約14000Bahtだったのですが、そのうち1000Baht弱がVATとして請求されていました。

これを取り返そうと考えましたが、実はそこにタイで仕事したり生活したりするひとから見ると非日常的なツーリスト目線があったことを自覚しました。

SIMフリーiPhoneを正規に手に入れた

他の投稿にも書いていますが、今回私の滞在したパタヤというところには、バンコクのMBKと比べて規模は圧倒的に小さいですが、フロア全体が携帯ショップの集まりというところがあります。TUK-COMです。2階には携帯ショップがあり、スマホ本体、カバー、部品、SIM、SIMロック解除サービスなど、いろいろなものが売られています。

ただ、ここには正規にiPhoneを売るところはなく(?)、一階にiStudioだかiMobileだかという名前の正規代理店?がありました。私は前回痛い思いをしたので是非正規のものを手に入れようとそのお店で在庫があるか聞いてみました。

「ちょうど在庫をきらしたところです。5ならありますが」

「4か4Sが欲しいのですが。。。」

「それなら、TRUEMOVEのショップがあるのでそこで聞いてみたら!」

「それはどこですか?」

「このビルの隣に銀行がありますよね。その隣ですよ」

「ありがとう」

というわけで、TRUEMOVEのショップで正規品のSIMロックフリー機を手に入れることができました。支払いのときパスポートを持ってくるのを忘れたけれどカードで決済できました。ATMでお金を降ろそうと思い隣の銀行に行きましたが、銀行が違うからなのか「サービスできません」と機械に怒られる。あとから気づいて「あちゃー!」と思いましたが、実は円安が進んでいて昔のレートに比べ数千円の為替損になっていました。

正規でもVATのREFUNDでちょこっと安くできる

ホテルに帰って価格についてネットで調べてみると、VAT分で結構安くできるようなことが書かれていました。そこで改めてショップでもらった領収書を見てみるとVAT分が1000Baht位になっている。じゃあちょっと聞いてみるかと、翌日の開店直後位に行ってみました。

「VATのREFUNDをお願いしたいのですが」

「何ですか、それ?」

「いや、国外で使用するのでVATを返してもらえるらしいのです。ここで書類を準備してもらえば空港で返金してもらえるそうなので」

「ああそうですか」

最初に聞いた女性店員には意味不明のようで、(若く見えるけど店長?らしい)男性店員

に聞いてもらうと、「ふにゃらら、ふにゃらら、マイミー、ティーニー、ふにゃらら。。。」というように、タイ語で説明されました。

どうも「ここにはそうした書類がない」と言っているようですが、その理由がよくわかりませんでした。

実はツーリスト目線でしかモノを見ていなかった自分が居た

購入したとき、

「アップルケアにも申し込みできますか?」と聞くと、

「できません」

と言われて、どうなっているんだろうと、ちょっと疑心暗鬼になっていたところで、頭を冷やそうとTUK-COMのスターバックスでコーヒーを飲みながら、ネットでこの状況についてなにか打開策はないものかと調べてみました。

すると大変なことが分かりました。VAT REFUNDのためには、VAT REDUND for touristsというロゴを掲示したお店で品物を買う必要があったのです。この投稿の添付画像はスワンナパーム空港内の写真ですが、そこにそのロゴが見えます。

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私は、そのロゴがあるかないか確かめもせずに、店員さんに無理を言っていたのだなあとちょっと恥ずかしくなりました。

この行動は例えば日本の量販店などで外国人が「国外で使うからDutyFreeの申請書類を書いてくれ」といきなりいうようなものです。

今回の教訓は?

何事も聞く前に自分でちゃんと調べましょうということですね。

昔に比べれば、ネットに情報が充実している今日の旅行や海外生活はリアルタイムに近い情報がその場で得られます。旅行というのは、作家のどなたかも書いていらっしゃるように、計画どうりに進まないものです。そこが人生に似て面白く旅行を魅力あるものにしているだと思いますが、予定どおりいかなかったときに「あきらめる」より仕方無かったものが、ネット情報からその場所その時刻で実行可能な選択枝とその実行可能順位を構成することができます。本当にすばらしいですね。

また、今回バンコクやパタヤで泊ったホテルの正規の値段を知る機会がありましたが、ネット予約や空港での予約に比べ正規だと倍近くするのですね。情報技術が発達したお陰で本当に安く(というか本来の値段?)いろいろなものを利用したり機会を逃すことなく楽しめる時代になったということでしょうか。

以上です。

タイのAISプリペイドSIMの不思議

タイAISプリペイドSIMは日本からもSMSでチャージできたりして本当に面白いのですが、何か不思議なこともあります。タイの大都市で使える3G専用回線(TRUEMOVEとi-mobile-3GX)は大容量でFaceTime等TV電話も快適にできました。

昔からタイの全域?でつながる電話で有名なAISですが、この正月の訪タイの折、3Gによるインタネット接続にも利用してみました。前回バンコクとパタヤ間の行程(タクシー)で3G専用回線(TRUEMOVEとi-mobile-3GX)で試したところ、途中接続できないところが結構ありました。AISだと、EDGE接続との併用ではありますが、ほぼ切断なしで使えました。

ちなみにパタヤ(市内?)ではどの回線も快適に使えます。特に上記3G専用回線は申し分ないです。ホテルの自分の部屋からFaceTimeするときに使ったのはi-mobile-3GXだったのですが、FaceTimeは無線LAN接続していないと使えないのでPocketWifi(GP01)に刺して使いました。速度計測すると1Mbpsを優に越えているようでした。日本国内で使うのと同じようなスムースさでタイー日本間のFaceTimeができました。特に日本に居る家族のPCが不調になりメールのやりとりでは対応が難しい状況だったのが、FaceTimeで視覚的に状況確認することにより、状況把握、ネットで調べる、解決策を適用して様子を見る、で全体で半日位のTATで解決しました。

以下はタイAISプリペイドSIMの不思議です。

AISプリペイドSIM 第一の不思議

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現地では2枚のAISプリペイドSIMを使っておりました。MAX 99 SIM(ミニサイズのSIM、以下ミニSIM)3G MICRO NET SIM(マイクロサイズのSIM、以下マイクロSIM)の2種類で購入時期には2ヶ月の違いがあります。
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不思議なことがありました。ミニSIMでは3G/EDGE/GPRSのパッケージを入れても3Gデータ通信どころか2G(EDGE/GPRS)通信さえできないのです。対するマイクロSIMの場合は3Gでも2Gでも通信できました。電話機能はどちらも使えました。

とりあえず通信できるSIMカードがあるのでミニSIMは電話連絡専用にしました。

AISプリペイドSIM 第二の不思議

帰国後、タイの友人との連絡用にマイクロSIMを入れて立ち上げてみたところ、いつまでたっても回線を捕まえてくれず、ずっと圏外になります。マイクロSIMの方が新しく、TOP-UPも数回していたため有効期限も長くなっているので、こちらを帰国後の電話とSMSによる連絡用にと考えました。

仕方がないので、ミニSIMに入れ換えて試してみると、ドコモ経由でもソフトバンク経由でもローミングが使えてAISにつながり例えば残高確認等ができます。これは今回の訪タイ直前に試していたことなので実績もあり果たしてそのとおりになりました。

2枚のAISプリペイドSIMにはどんな違いがあるのだろう

タイ国内のネットにはミニSIMが使えずその代わり日本国内のローミングには使える、日本国内のローミングにはマイクロSIMが使えずその代わりタイ国内のネットには使える、という不思議なことがありました。

これは普通のことなのでしょうかね?

どちらも特にローミングのオプション購入等している訳ではないし、ミニSIMのデータ通信についてはオプション購入できてしまうにも関わらず使えないというちぐはぐな状態になっています。

最初ミニSIMを刺して使っているのがiPhone3GS(脱獄済み)だからなのかと納得していたのですが、周波数の関係で3Gが使えないのは納得できますが、2Gにもつながらないのはおかしい。あとでミニSIMをSIMカッターでカットしてSIMフリーiPhone4やiPhone4Sに刺してみてもネットにつながらなかったので機種の違いのせいだけでは無さそうです。

こうした不思議さに気付くには理由があります

ほぼ同じものだけどほんの少し違うものでいろいろ試せることにより、問題解決が早まりました。なにか問題があったとき、今回のようにほんの少し違うもので色々試せる環境があると、問題解決の糸口や方向性を早く見つけることができます(技術者なら当たり前に身についているものと思います)。特に旅行先等で試行錯誤できる環境に大きな制約があるときはなおさらです。

今回の例だと、同じ電話会社の異なるパッケージのSIMカードが2枚。使っている回線は同じなのでそれらの振る舞いの違いからその原因に気づきやすくなります。

これがもしも、大きく違うもの、たとえばAISの3GネットSIMカードとTRUEMOVEの3GネットSIMカードというように、回線も違う、SMSコマンドも違う、接続可能地域も違う、というものを使って比較していたら、AISの振る舞いの不思議さに気づかずに、iPhoneの機種やらその他の条件になにか不備があるのではと、結構な時間を使って悩んでいたかも知れません。

何故同じようなものを2枚使って実験しているの、という素朴は疑問は、この際無しにしてください。

これまで読んでいただきありがとうございました。

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以上です。

タイ携帯キャリアAISのSIMカードのオンラインチャージ

[追記しました@20130106]

タイの携帯キャリアで一番つながりやすいのは、まだ3G回線が今程発達していなかった10年以上前から、AISでした。1-2-CALLという方が耳になじんでいるひとが多いかもしれないですね。

AISでもプリペイドでなく固定番号のつく期間契約サービスもあると思いますが、そのためにはタイの銀行口座が必要でしょうし、駐在等していなければ通常はプリペイドの電話番号(以下、携帯番号)を運用することになるでしょう。

プリペイドの番号には有効期限があって、毎月タイに出張するようなひとならいいですが、1年に一度や、数年に一度タイを訪れるひとだと、携帯番号がころころ変わるのでいろいろ不便になります。実際私の場合は私自身のだけでなくタイの友人の携帯番号が変わってしまい(タイ人も期間契約ではなくプリペイドのひとも多い?)、互いに携帯番号がわからず、困った経験があります

それ以来、メールアドレスを交換するか、自分の携帯番号の有効期限をできるだけ延長するように心がけてきました。

有効期限ですが、昔はスタートアップのSIMでも300Baht位チャージしておけば一年程度延長できたのですが、今はどうなんでしょう。100Bahtだと3ヶ月だったかな。

有効期限を延長させるためのチャージ方法の紹介です。

帰国前に(リチャージ用の)top-upカードを購入するのを忘れてしまった

つい先日9ヶ月振りにタイに行く機会があり、今回はAIS, i-Kool, i-Mobile-3GX, Truemoveを使ってみました。前回はTruemoveを除く3種のキャリアを使ってみましたが、AIS以外はバンコクのしかも空港近くのホテルで接続実験する程度で終わっておりました。

前回できなかった実験のひとつが、パタヤでの接続実験でしたが、すべて快適に接続できました。AIS, Truemoveは通話に、 i-Kool, i-Mobile-3GX, Truemoveは通信にそれぞれ使ってみましたが、非常に快適に通信できてホテルの無線LAN代(無線LANのために部屋をアップグレードする必要があり300Baht/dayかかった)を浮かすことができました。特に、 i-Mobile-3GXはコンビニでチャージすることができて便利この上ない存在でした。

そんなことをやっていたため、top-upカード(リチャージのためのカード)を帰国するまで忘れておりました。そして今になって、
「あれ、有効期限どうなってたっけ?」
ということになり、SIMフリーの携帯にAISのSIMを刺してNTT-Docomo経由で *121# に発信して調べてみると、有効期限は12/15、でした。やばい!

従来は帰国する前に何枚かtop-upカードを購入しておいて、日本国内において、有効期限寸前になってからSIMフリーの携帯にAISのSIMを刺してNTT-Docomo経由でチャージコードを発信してリチャージしてました(*1)が、今回は購入してませんでしたのでその手が使えません。

*1: 日本の携帯が使えるかは不明です。少なくともSMSが受けられる必要がありますね

AISのSIMが日本でも使えることがあまり知られていない?

AISはドコモやソフトバンクとローミングしているのか、日本に居ながらAISのプリペイドSIMの残高や有効期限を調べたり、リチャージしたりすることができます。

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私には常識でしたが、ネットを見ると「現地で操作するしかない」という書き込みがあり、「あれ!」と感じました。

リチャージするにはtop-upカードの購入が前提で、無い場合は秋葉に行って買うかAmazonなどの通信販売に頼るかでした。
ただ、今回ネットで調べてみると、「あれ!」と感じたと同時に「そうか!オンラインチャージというものがあるのか!」と。

実際にオンラインチャージができるのか?有効期限はどう変わるのか?

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こちらにアクセスしてtop-upしてみました。正規のところではありませんが、

  • AIS、DTAC、TRUEMOVEをカバー、
  • タイ国外からチャージしたい、
  • セブンイレブンが近くにないけどチャージしたい、
  • 他の携帯番号にチャージしたい、

といった利用者向けのサービスのようです。標準言語が英語のようなので正規のところとは異なりサポートが英語で受けられるのかも知れません。

結論からいうと、オンラインチャージできましたが有効期限は期待どうりではありませんでした。

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100bahtのチャージ代行にかかる費用が5.99ドル、有効期限は15日延長だけ。支払い方式は今回PayPal(その他の方法あり)。

100bahtを超えるチャージには何かの手続きが費用らしく今回は試していませんが、もしかすると300bahtとかチャージすれば、3ヶ月や1年の有効期限延長ができるのかも知れません。

[追記:20121214]
AIS 1-2-call eService

あとで、ここが見つかりましたが、正規の場所はここのようです。おそらく上記のように高くはないでしょう(たぶん為替差額のみ)。ただし有効期限がどれくらい延長されるのかは不明です。

AISの公式ページにtopup金額と有効期限延長期間の関係について多少推測できるものがありました。それによると、500bahtで50日、800bahtで100日延びるようです。上の実験では100bahtで15日延びたようなので100bahtを5回に分けてtopupする方がよいような気もするのですが、どうなるのか不明です。

[追記:20130106]
2枚のSIMカードで一方からもう一方へ有効期限と残額(バランス)を移行できるようですね。有効期限日数の方は、*140*2*携帯番号*日数#、のコマンドで処理できるようです。実際今回試してみましたが、日数は可能でした。バランスの方は条件に合わないとかではねられました。

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価格:2,380円(税込、送料込)

脱獄SIMフリーiPhone3GSが奇跡の復活を!

[追記しました@20121219]

前の記事で、タイで買ったSIMフリーiPhone3GSが実は脱獄SIMフリー機だった話を書きましたが、後日談があります。iOSを6.0.1から4.1にダウングレードできたばかりか、自力でSIMロックまで外せてしまったのです。以下その顛末。何気なく起動してみた脱獄ソフトで奇跡の発端が古い世代のipod以下に成り果てたiPhone3GS(紐あり脱獄済)を未練たらしく弄りながら、ネットで調べものをしていました。iTunesが「アップデートしてもいいですか」のメッセージを出したとき、ふと将来の紐なし脱獄のためにSHSHという認証ファイルを保存しておこうと思いました。

SHSHはデバイス個体毎、iOSの版数毎に準備されるもので、iTunes上でiPhoneやiPadなどのデバイスの復元の際にアップルへの認証に必要だそうです。そしてiOSの版数が上がってしまうと、予め保存しておかない限り、ユーザ側では2度と作成できないものになります。

これを何に使うのかというと、iOSのダウングレードに使います。iOSの版数が上がればあがる程、脱獄は未完成になるのが普通なので、iOSのダウングレードが必要なのです。つまりスムースに脱獄するには古いiOSに対応した適当なSHSHが保存されていなければなりません。

SHSHの保存にはTinyUmbrellaという脱獄用ツールを使いますが、私もその最新版をダウンロードして起動しました。ネットで出ているやり方を真似て容易にSHSHを保存できました。ついでに他のipodやipadのも保存しておきました。

こうして、iPhoneやらiPodやらiPadのSHSHが母艦であるmac-miniの画面に、版数やデバイスの個体番号とともにリストされるのですが、OS6.0.1のなかに見慣れないOS4.1のものがあります。

これはなんだろうか、と少し考えて、これはCydiaサーバから落ちてきたものだろうと直感しました。Cydiaサーバには保存したSHSHファイルが同時にUPされるのでしょう。そうして過去に保存したSHSHファイルがそこにも保存されているのでしょう。サーバという名前は伊達じゃないのですね。

そしてこのOS4.1のSHSHファイルを見て、かつそのデバイスがiPhone3GSのものであると解ったとき、「これは!」と思いました。

落ちてきた(?)SHSHでダウングレードに挑戦してみた

上に書いたように、ダウングレードするにはSHSHが必要でした。ということはOS4.1のSHSHがあればその版数にダウングレードできるのではないかと。

早速ネットを調べてみると、OS4.1の場合はTinyUmbrellaを使って行うようです。何度かエラーが出ました(*1)が、ページ(*2, *3)を参考にhostsファイルの変更等を行いながら、なんとか成功しました。

*1: 「iPhoneを復元できませんでした。不明なエラーが発生しました(20)。」
*2: 復元(リストア)中にエラーが出る場合の対処法を考えてみる
*3: [iOS] iOS 5をダウングレードする方法 & エラー対処法

前記事のようにアクティベートで困ることもなくすんなりとOS4.1にダウングレードできました。今度は前と違ってWifiでメールもSafariも問題なく動作します。iCloud等はありませんが、カレンダも連絡先もメールもGoogleを使っているので問題ありません。ちなみに2ページ目の画面に、「Cydia」というアイコンができてました。

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今度はベースバンドをダウングレードしてSIMロック解除に挑戦した

まだ電話機能が使えません。前記事よりかなり好転しているのに、欲が出てきたようです。古いOSになったのだからSIMロック解除にも挑戦してみようと思いました。

ネットの情報によると、ベースバンド(モデムファームウエア)の版数がipadと同じものになっているようです。OSのダウングレードだけでは駄目なんですね。Limera1nとかいう脱獄ツールでモデムファームウエアを05.13.04にしてみました。これもなぜか不明ですが1度失敗して2度目に成功しました。DFUモードとかのタイミングによるものでしょうか。

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あとからわかったことですが、前の版数でもSIMロック解除できるようですが、ultrasn0wとかいうツールを使いました(*4)。これは意外な程あっけなく終了しました。

デバイスをシャットダウンしDocomoSIMをつけたあとで起動してみると、キャリアにDocomoの文字列が。

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なにか夢を見ているような気分でした。自分が保存した覚えのないSHSHファイルがCydiaから落ちてきて、それを使ってタイで買った時点のシステムにほぼ復活してしまったのです。もちろんデザリングのメニューも出ており使えそうです。Cydiaから有料ですがMyWiというアプリを買えば3GSでは対応しなかった3GとWifiとの組み合わせによるデザリングもできるようです。

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脱獄SIMロック解除のiPhoneを誤ってUPDATEしてしまったひとには同じ奇跡がおこるかも知れません

おそらく、SHSHファイルは、タイの携帯屋に出ていたデバイスを業者か個人がSIMロック解除するときにCydiaに保存したものと思われます。なのでSHSHが偶然落ちてきたのではなくて、落ちるべくして落ちてきたのだと思います。

私のように脱獄SIMロック解除のiPhoneを誤って最新OSにUPDATEしてしまったひとには同じ奇跡がおこるかも知れません。幸運を祈ります。

[追記:2012-12-19]

SHSHが取得できたことに関して私は「凄い勘違い」をしていたようです。

ここにこんな記述がありました。

何故iPhone 3GSだけかと言うとiPhone 3GSのiOS 4.1 SHSHだけAppleが提供しているみたい、何故かは知らん。

真相は確認できていませんが、以下の記事にあるように、実際 iOS 4.1のSHSHが取得できています

ですから、今なら(脱獄いかんに関わらず)iPhone3GSの人には「もれなく」奇跡が起こるということのようです。

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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以上です。

タイで買ったSIMフリーiPhoneがxxだったお話

タイという国には工業製品を新規に立ち上げる技術もなくその意思もないが、他国が作った工業製品を利用して生活を楽しんだり生活の糧にするような技術と意気込みは素晴らしい、と私は思っています。

今流行りのSIMフリーiPhoneについても、キャリアが扱う正規品からMBK(日本でいう携帯屋が100件以上集まっているモール)で扱う改造品や輸入品まで、消費者にとっていろいろな選択枝を用意してくれています。

今回タイのパタヤにあるITセンタで手に入れたSIMフリーiPhone3GSについて、いろいろ情報を得たり、悪戦苦闘したりしました。その顛末を書いてみたいと思います。

現地で実物を見るまで買う気は毛頭なかったが。。。

iPodを3台、iPadを5台持っていていろいろ活用させてもらっていますが、iPhoneは1台もありません。電話機能は必要ないと思っていたからです。

そういうわけで、タイの携帯売り場では、娘のiPad用のカバーなどを物色しながら、iPhoneやiPad、 iPad-miniの値段をチェックしたりしていました。

iPhoneの値段は日本が(恐らく)世界一安いので、わざわざ外国で買うつもりなどなかったのです。
実際、タイのキャリアが扱う正規品(SIMロック、デバイスロック)だと

  • iPhone5:28900Baht(78030円)、(16G、以下すべて同じ)
  • iPhone4s:18900Baht(51030円)
  • iPad-mini:13900Baht(37530円)
  • iPad4:16500Baht(44550円)
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していました。ほかにも、香港から輸入したSIMフリーのものが売られていますが上記のものより値が張ります。Amazonなどでも実際そうした値段で出ています。iPhoneはどの世代であっても出てすぐにはどれも10万円以上してたように記憶しています

そうこうしているうちに目に止まったのが、「iPhone3GS(8G)」とパッケージに油性マジックで書かれた黒モデル。帰国するまで日本でも売られていることを知らなかったですが、8GBモデルというのがあり、「それなら多少は安いんだろうな」と思いました。それが悪夢の序章

「これSIMフリーですか」
「そうです」
「いくらですか?」
「7000B(18900円)です」
「高いね。もっと安くできない?」
「いくらにしたいの?」
「5000B!」
「それは無理。6500BならOK」
「わかった。ありがとう」

そう答えて、一階のスタバで頭を冷やしてから戻り、

「6500Bでいいや。白モデルある?」
「ありますよ」
「それ頂戴」
「毎度あり~」

とは言いませんでしたが、自分が持っていた現地SIMを使ってアクティベートしてもらい、ホテルの部屋に帰って、持っていた現地SIM 3種で通話チェックしてみました。すべてOKで、インタネット接続もできます。テザリングもできそうです

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「SIMフリーのiPhoneが手に入った」その時は、こんなに安いSIMフリー機が手に入るとはなんとラッキーなことだろうと思ってました。

帰国早々OSアップデートしてしまい、それから悪夢が始まった

iPhoneはiPodやiPadと一卵性双生児のように中身はほぼ同じだが、致命的な違いがありますSIMがないとOSをUPDATEできないということ。

実際、私が持っている初代iPadでは3G対応で解約するときUPDATEできない旨説明されたのでそれは認識していました。

ですが、実は微妙に違っていたのです。SIMがないとOSアップデートできないのではなく、SIMがなくてもOSのUPDATEはできるがアクティベートができないのでした。しかもアクティベートできないからといってUPDATE前のOSに戻すこともできず、それこそにっちもさっちもいかなくなるのでした。

帰国してから電波のいいDocomoSIMを刺して快適に使えていたiPhone3GSは、OSのUPDATE前後で豹変しました。「SIMフリーなのでDocomoSIMがあればなんの問題もない」と考えていた私にはそれこそ晴天の霹靂でした。

アクティベートできないのです。初期化モードにして何度やってもアクティベートできない。工場出荷状態から何度始めても「アクティベートできませんでした」のメッセージ。サーバがBusyだとか、どこに原因があるのか全く不明なメッセージが出てきます。

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こういうときは、何はともあれ、グーグル先生に相談する

今回のこの状況をネットで検索してみると、いろいろ出てきます。
  • DocomoSIMでもSIMフリーに対応しているものとそうでないものがある
  • SIMフリーのものを買ってきてOSアップデートしたら動かなくなった。実は改造版(脱獄したもの)をつかまされたとわかった
  • OSのバグで「サーバがBusyでアクティベートできませんでした」が出る
  • SIMフリー機のアクティベートには日本のキャリアのSIMは必要ないが、iPhoneサポートキャリアのSIMでないとできない。
  • SIMフリー機が動かないのでアップルストアに相談したら交換してもらえた
などなど。

最初は「また海外にいったときにでもクレームを付けるか。でも先方は覚えてないだろうな。レシートも貰ってないし」と半分諦めていました。でもネットの情報で、アップルサポートは全世界で使えるのだと思い出しました。

アップルサポートで聞いてみる

アップルサポートに電話すると20分ほど待たされてやっとつながりました。「海外で買ってきたSIMフリー機にいろいろなSIMを刺してつかっているがアクティベートできない」旨伝えると丁寧な対応で好感が持てました。でも、いろいろやってもらっている最後の方で、「3GSは発売から2年経っておりすでにサポートを終了している。本来この電話もサポート対象外です」と告げられました。8GBのものは現在でも生産?して発売しているので厳密に言えば正しくないけれど、そのときは日本では8GBのモデルを扱っていないのだろうと納得しました。

次に、アップルサポートからアップルストアを紹介してもらい翌日電話してみました。丁寧な応対で驚きました。ipad,ipod,mac等10台近くもっているのにこれまでアップルサポートもアップルストアも使ったことがなかったのです。

アップルストアでジーニアスに聞いてみる

渋谷店でジーニアスに予約して翌日行ってみました。

このモデルは日本では稀少なので在庫があるかどうか。これから確認してみます」

「了解しました。よろしくおねがいします」
「やはり日本にはないですね。そうなるとオークション等でこれと同じモデルを手に入れるかする位しか方法はないと思いますよ」
「そうですか(これって、同じモデルを買えということなの?だったらわざわざ相談しないのに。。。)」そうこうしているうちに、店舗用iphone?を忙しく操作しながら対応してくれていたジーニアスが、「同じモデルが国内にありそうです。ちょっと詳しく探してみます」とのこと。このとき、ジーニアスが天使に見えました。「交換可能になるまで少しお待ちいただけますか?」
「交換までざっくりとどれくらいかかりまでしょうか?」
「ちょっとわかりません」
「ざっくりでいいです。1年なのか、半年なのか、3か月なのか、1か月なのかでいいです」
「3ヶ月はかからないと思います」
「そうですか」
「もう少し詳細を確認してみます」このとき私は「すばらしい!」と感動していました。ネットで調べた通り、

  • SIMフリー機が動かないのでアップルストアに相談したら交換してもらえた

が本当だったから。

でも、このあと1つ目のどんでん返しが。

しばらくしてジーニアスが戻ってきて、

「実は大変なことが分かりました。このiPhoneはSIMフリーではなくAT&TのSIMロックがかかったものだったようです」
「そうですか」
「なので日本では紐付できないので何もできないことになります」
「分かりました。いろいろ調べていただいてありがとうございます」

そうなんです。本物のSIMフリーではなかったのです。正規?のSIMフリーではなく脱獄したSIMフリーだったようなのです。

AT&T機とわかってほっとした

買った当日、なんとなく、「SIMフリーではなく、SIMロックされたモデルを脱獄したものではないか」と感じていたのです。それは何故か。買ってすぐアクティベートしてもらったときのアイコンの中に、「Cydia」があったのです。それを見たときなにかおかしい感じがしました。また、「Cydia」の隣に中国語らしき文字のアイコンが最後に置かれていました。(以下は脱獄後にやっと取り出せた買った直後の画面スナップ)

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「香港版なのかな」

そのときはそう考えました。パッケージも破く必要がありましたし、本体に貼られている粘着テープのようなものも、iPodやiPadで見覚えのあるものでした。

だから、「ひょっとしたら改造版でないか」という確証がいろいろ出てきていたにもかかわらず、そうは思いませんでした。(自分にとって)都合のいい方向に解釈していたようです。
でも、このときひとつ、大変な情報を得ていたのです(2つ目のどんでん返し)。それは、AT&TにSIMロックされたiPhoneであること、です。これであとで一喜一憂することになります。ネットを調べると、他キャリアのはできないが唯一AT&TのiPhoneはファクトリで(正規に)SIMロックを外すことができるとあったからです。

AT&TにSIMロックを外してとWEBで申請する

そうなんです。AT&Tは1、2年前から宗旨替えして、SIMロック(デバイスロックともいう)を外すサービスを行っていたのです。いろいろ条件はありますが。タイで買ってきたものですから条件を満たすかどうかは不明です。とりあえずWEBにアクセスしてSIMロックを外してもらえるように情報を出しました。

情報を出してから1週間たった位のときに、ネットで「回答が来るまで6日から2、3週間かかるらしい」という情報を入手していたので、「そのまま待つしかないか。もしダメでも有料でSIMロックを外してもらえる業者もあるらしいのでなんとかなりそう」と気長に待っていました。

AT&TのSIMカードでアクティベートさせてみる

でも、

「待てよ。AT&TのSIMロックということはAT&TのSIMさえあればアクティベートはできるんだよな」

と考えてAmazonでSIMを取り寄せました。

特急で取り寄せたSIMカードでしたが、結構苦労してSIMカード自体のアクティベートが成功しましたが、結局3GS本体はアクティベートできませんでした。「SIMカードがインストールされていません」と出てきます。

SIMカードのトレイが機械的に壊れているのかと、ネットの情報を頼りに開けてみましたが、ここで大変なことが分かりました(3つ目のどんでん返し)。新品とは真っ赤なうそで、内部の金属部分には指紋というか手の油がびっしりで、一見して改造したものと分かりました。

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分解方法についてはこちらを参考にしました。

AT&TからSIMロック解除に関する回答が来るまで脱獄してみる

ハード的に改造されているとわかったとなると、すべての前提が崩れます。ソフト的な改造だけだとネットで調べられる範囲で8、9割は想像がつくのですが、ハード改造だと「何が起こるかわからない」ことになります。

こうなるとあと残されているのは、脱獄しかありません。今回私が3GSに対してUPDATEした最新OSの6.0.1で「紐なし脱獄」ができるのは旧ブートROMの3GSだけだそうですが、私のは新ブートROMでした。

結構時間を掛けて脱獄に成功しました(なにをもって成功というのかわかりませんが)が、アクティベートが必要ない代わりに電話機能は使えずSafariも使えません。音楽を聴いたりビデオを見たり等には使えます。今もっているipodと同じ、というかそれ以下のものに変身してしまいました。

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というわけで、AT&Tからの回答をしばらく気長に待つしかありません。

[追記:2012-12-14]

ATTからの回答が来ました。やはり正規店での購入の確証がないとの理由で、デバイスロックの解除を断られました;

Thank you for contacting AT&T Customer Care about unlocking your iPhone.
We are unable to complete your request at this time due to the following reason:
  • Faxed documentation is ineligible or not received.
You may also check the status of your unlock request by clicking the link for AT&T’s Device Unlock Status Portal.
 
Sincerely, 
The AT&T Customer Care Team 

今回の教訓は?

今回の教訓は、ちょっとでも変だと勘が働いたら徹底して調べるべき、ということ。「変だな」と感じたら大きな行動を起こす前に調べろということです。

今回のことは信用や人命に関わるような重要なことではないのでよかったのですが、自分の勘やら直感を鍛えることの重要性を再認識することになりました。

以上です。長い話を最後までありがとうございました。

[追記:2012-12-28]

この話には後日談があり、ATTのデバイスロックせずとも、脱獄iPhone3GSが奇跡の復活を果たしました。詳細は別記事にあります。

[追記:2013-01-06]

現在またパタヤ滞在中ですが、脱獄iPhoneをSIMフリー機と称して売っているTUK-COMの携帯屋をたずねてみました。

並んでいるiPhoneはどれもキレイにWRAPされていて一見新品のように見えます

でも今回のことを経験した私からみると、「恐らくこのあたりの携帯屋の売ってるのはすべて改造品だろう」と思いました。「新品か中古か、どちらがほしい?」と聞かれるけれども、真意は「新品に見えるものと中古に見えるもの、どちらがほしい?」と聞いてるのだと。よく見るとやはり細かいところが新品とはいえないように見えなくもないです。

「これは中古でなく新品か」と店員に聞く私の隣で、ファラン達がそれらの値段を聞いてます。ちょっと可哀想

私の想像ですが、そこで売っている人も実は改造品かどうかのところはよく知らないのでしょう。日本の量販店もそうですが、店員総体でなく店員個人で見ると持っている製品知識のばらつきが著しいので、コレも仕方のないことかと。

あと、WRAPしたiPhoneに「新品」ではなく「オリジナル」と書いてあるのは、どういう意味なんでしょうね。

以上です。

関連する記事:

脱獄SIMフリーiPhone3GSが奇跡の復活を!