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成田空港でリーダシップを実践したら「どろぼう」と叫ばれてしまった!

巷で評判で新聞でも紹介された「採用基準」という、元マッキンゼー日本支社で開眼されその後独立された方の著書を読んでいました。

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成田空港でバンコク行きの搭乗を待っていたときのことです。

日本人には「リーダシップ」が特に足りない!?

この本の中で一番説かれていたのが「リーダーシップ」の重要性。勉強ができてお行儀もよい日本人に(唯一?)足りないものが「リーダーシップ」なんだそうです。

ここに書かれている「リーダーシップ」は、特に難しいことはなくて、本当の基礎編でいいなら、よく観察すれば、その辺の小学生や幼児でさえ実践できるようなことでした。

「そうか。リーダーシップってこんなに簡単なことなんだ」

と納得して本を閉じて、ゲート近くで搭乗アナウンスを待っていると、先にアナウンスされたビジネスクラスの客らしい方が、通りすぎる際にベンチシートのすぐそばに財布を落としたようでした。そばで「あっ、財布!」とか「パース!」とかが聞こえたような気がしました。

「どっ、どろぼう!」と叫ばれてしまった

財布が落ちて1、2秒の間が過ぎました。でも誰も行動しません。私は「リーダーシップってこういうことだよね」と内心思いながら、並んでいた列を離れ財布を拾って今まさに搭乗係りにチケットを手渡そうとしていた紳士に呼び掛けようとしたところ、私の後ろで、

「どっ、どろぼう!」

と叫ぶひとがいました。

そうなんです。その財布は、ビジネスクラスの客のではなく、ベンチシートに座っていた客が落としたもので、落としてすぐに拾わずモタモタしていたのでした。

「なんだ!紛らわしい!」

と思いながら私はUターンして財布をベンチシートの持ち主に返しました。

「リーダーシップ」はこういう恥ずかしい思いから始まることもあるのでしょうね。

以上です。

私には一生ものの処世術となりました!「アイデアのつくり方」の「解説」

ほぼ古典となってしまった実用本(?)のひとつに、

「アイデアのつくり方」(ISBN-13: 978-4484881041)

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があります。Amazonや楽天などでこの本を探してカスタマーレビューを拝見すると、当然のことですが、本の内容について感想を述べられているものばかりです。

でも、この本の三分の一の分量を占める「解説」の文章を是非一読していただけたらなあと思います。地球物理学者の竹内均先生の文章なのですが、私は本文よりこの文章に大きな感銘を受けてしまいました。

特に80頁から81頁にかけて載っている、「中庸を中年のずるい処世術と考えていた頃の私には...」のところは、自分の人生を強烈に振り返らせてくれる、今では私にとってなくてはならない言葉になりました。

この「解説」の文章を読むと、人生が楽になります。つまらないことで喧嘩したり、競争したり、妬んだりするのは人生の無駄と考えるようになりました。最近よく駅などで「肩が触れた」「脚を蹴られた」などといって喧嘩しているひとを見かけることがありますが、本当につまらないことに人生の大事な時間を、と可哀想になります。

これから長い人生を歩む若いひとたちに特に申し上げたいですが、「つまらないこと」や「つまらないひと」には「中庸」で対応するようにして、本当に大事なことのために時間とエネルギーを使いましょう。

60分で読めるけれど一生あなたを離さない本」というコピーがついていますが、私は「解説」の文章でそうなってしまいました

以上です。