あなた方は神です!?古いCakePHPの導入で先人の知恵を拝借

現在開発中のシステムではDBアクセスにCakephpを使っています。最新版で開発したものを、レンタルサーバの環境に合わせて調整する必要があり、その際に苦労したことを書いてみたいと思います。個人と組織。そのいづれがその能力を発揮できるのか。システム開発で参考になるネットの情報は個人から発信された情報が殆どだと思います。この記事がその一助になればと思います。

「Cakephp」とは

「Cakephp」とは、小・中規模WEBアプリケーションでは大きなシェアを占めるPHPのフレームワークのひとつです。サーバ(DBへのアクセスが主体)とのアクセスモジュールとしてみると、生PHPで書くのとは格段に違う生産性と読み易さが得られますし、単体でもMVCが構築できる秀逸なオープンソースです。

現在利用している「HostGator」などの格安レンタルサーバでもPHPがデフォルトで導入されています。今ご覧になっている本ブログのCMSであるWordPress自体がまさにPHPで書かれていて、MySQL仕様のDBともPHPでアクセスします。

生のPHPで書くシステムを企業やら行政やら金融やらで使えるようにする場合、コード量は現在の10倍以上になるでしょう。いろいろなケースに想定しないといけないからです。生PHPで簡単に書いたコードは「裸でジャングルに入るようなもの」なんでしょうね。

それに比べるとCakephpなどのフレームワークでは、「裸で」に比べるとかなり改善されるようです。いろいろ例外的な状況への対処が簡単な仕組みにカプセル化されているとのこと。すばらしいですね。これまで一生懸命条件分岐のコードを書いていたのは「何だったんだろう!あの時間を返してくれ!」と思わせるものがあります。

こうしてみるとメリットばかりのように見えますが、そうでもありません。学習のためのコストが掛かったりします。そしてもうひとつ重要なのがレンタルサーバなど自分で自由に環境構築できない場所での扱いです。例えば「HostGator」の場合PHPの版数がちょっと古いんです。古いのは安定につながるのでそれはそれで仕方ありませんが、こうした新しいものを取り入れるときにちょっとした障壁になりえます。

「HostGator」でCakePHP2.xxが使えない

「HostGator」がサポートするPHPの現在の版数は5.2.17です。CakePHP2.xxのサポート版数より低いです。フレームワークによってはベースとなるシステムの版数が低くても使えるものが多いんですけどね。CakePHPは違いました。受け付けてくれません

で、結局開発につかったCakePHP2.xxではなくCakePHP1.xxを導入せざるを得なくなりました。それでもJavaサーブレットやStrutsに比べるとかなりましです。Tomcat6などのアプリケーションサーバ環境自体を用意する必要がないからです。

格安レンタルサーバでアプリケーションサーバ環境をデフォルトで用意してくれるところはあるのでしょうかね。

新しい版から古い版へのフレームワークのマイグレーションは大変?

古い版のものには、リリースされて時間が経つ分皆が使っているので、情報が揃っています。ただ、新しい版のものでできたことを古い版でやろうとするとちょっと敷居が高いです。

もちろん、いきなりレンタルサーバにUPLOADしてコードをいじることはありません。まずはローカルな環境で古いCakePHP1.xxを入れて、それから本番環境にマイグレーションします。

ただし、ローカルに構築したそうした環境で動作するからといってレンタルサーバにそれをそのままコピペしても同じように動くとは限りません。逆に「まったく同じに動くことはないのだ」と思ったほうが幸せになれます

日本語のシステムなら「database.php」の「utf8」設定を有効に

これも「まったく同じに動くことはないのだ」のひとつですが、「database.php」の「utf8」設定を、ローカルでは外して動作していました。このときの「動作していました」の意味はキチンと日本語が見れましたの意味です。レンタルサーバでは日本語がみな「????????」と表記されるのです。まず、DBの中身をいろいろ調べ、次にローカルとの間でコードの違いを調べました。これに数時間も費やして、結局「utf8」を陽に設定すれば即解決しました。

JSON用のserialize機能がCakePHP1.xxにはない!

開発中のシステムは、CakePHPが動くサーバとAjaxで通信するAjaxアプリケーションから構成されます。こうした場合情報のやりとりにはJSONを使うのが定石のようですので、CakePHP2.xxでもそうした実装をしていました。たった2行書くだけでJSONをserialize出力できる便利な機能があるんですね。

ところがこの機能がCakePHP1.xxにはありません。当然ローカル環境でも遭遇しました。そこで、「お世話になったリンク」にもあるように、(CakePHP2.xxでは必要なかった)Viewの定義と、デフォルトLayoutsをバイパスしてあげることの2点で問題が解決しました。

Controller内でArray_map関数を使うとエラーになってしまう

次に、CakePHPのController定義で、レスポンスオブジェクトにある余計な情報を削除するため、Array_map関数をつかったところ、レンタルサーバでエラーになりました。ローカル環境では全く問題なかったのに。不思議です。

function index(){

    $this->layout = "";
    $shares = $this->Share->find('all');
    $shares = array_map(funtion($e){
        return $e['Share'];
    },$shares);
    $this->set('datas', $shares);
}

結局、次のように無名関数の定義を止めたら通りました。

function index(){

    function res($e){return $e['Share'];}// only Hostgator does this way!!!

    $this->layout = "";
    $shares = $this->Share->find('all');
    $shares = array_map("res",$shares);
    $this->set('datas', $shares);
}

極めつけはこれ。こんな情報どこにもなかった。あなたは神です

以上はCakePHPがDBにアクセスして一覧を出力するところに関連する部分になります。

ここからは通信方向が逆でAjaxアプリからCakePHPへのXmlHttpRequstのPUTリクエストに関するものです。POSTでも同じ方向のやりとりが発生します。URL情報と並行してテキストやストリームなどの情報が渡されます。

CakePHPのController定義内でこの情報にアクセスするには「this.requst」というオブジェクトを使います。でも下記リンクにもあるようにこれがあろうことか「null(空の意味)」になってしまいお手上げ状態です。いろいろ調べても本来渡されてくるべき情報がないので途方にくれていたところ、本当に凄い裏技を発見、というか、凄い裏技を発見した方がいました。こんな発見必要ないひとには本当に何でもないことですが、開発している最中にこれに出会ったときには「神がいらした」と感動しました。

Cakephp 1.3系でBackbone.jsの生成したjsonを受け取る。 – Qiita [キータ]

$this->data = json_decode(file_get_contents('php://input'));

こんなコードどうやって調べたんだろう!

結構複雑でわかりにくい話ですみません

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お世話になったリンク

[CakePHP] JSON出力時にstring型をint型に戻す | XPages、ロータスノーツ・ドミノのモバイル・WEBアプリの開発・相談ならKTrick LLC.
AJAX ? CakePHP Cookbook v1.3 documentation
CakePHPでビューやレイアウトを使わない方法。 | Wataame Frog
Cakephp 1.3系でBackbone.jsの生成したjsonを受け取る。 – Qiita [キータ]

以上です。